双眼鏡は倍率で選ぶとしぬ話
「今度の推しの舞台会場大きいうえに2階席しか当たらなかったから双眼鏡買おうかな」って思ってる人むけの話。
有能な双眼鏡観劇は本当に快適です。後方の席でも細かい表情の演技が堪能できる。
前列で肉眼でみるのが一番綺麗にみえるのはしょうがないけれど、前列端の埋もれ席なら、少し下がってでも視界良好なセンター席で双眼鏡のぞいた方が快適な観劇ができることもあると思っています。
ただ!これは本当にいいたいんだけど!
粗悪な双眼鏡で見ても感動はないです。双眼鏡選び大事!
あと倍率で選ぶとしぬ。
これだけは本当にいいたい。大事なのは倍率じゃないから。
綺麗に見える双眼鏡選びはレンズ!
レンズの大きさ!とにかくレンズの直径にこだわって欲しい。あとレンズの質。
レンズの大きさは製品名に入ってるのでまずそこをみよう。
8×20って書いてあったら、前が倍率、後ろがレンズの大きさです。
レンズの大きさは大きければ大きいほど見える画は綺麗です。
迷ったら後ろの数字に注目しよう。
ただ当然レンズが大きくなれば本体がでかくて重くなるので注意。
野鳥の会感もあがります。前列で使うとさすがにめだつ。
でも前の方で良い双眼鏡のぞくと、目の前にいるのかなというくらい綺麗な推しが見えるので勇気があればやってみてください。
後レンズの質なんだけどやっぱり有名メーカーだとはずれはないんじゃないかな。キヤノン、ビクセン、コーワ、コールマンあたりは歴史あるレンズメーカーだから安心感ある。同じ倍率、同じレンズの大きさでも見え方結構違うので確認したい人はでかい家電量販店にいけば結構おいてある。ヨドバシとかビックカメラとか。
重さはバカにできない。2時間ずっとのぞきっぱなしってことはないと思うけど、1分固定×何セットかした場合筋肉痛になるくらいには二の腕に負担がかかる。
双眼鏡を覗く時手ぶれは敵なので、軽いに越したことはない。
ちょっと話はそれるけど手ぶれを防止するためには、きっちり脇をしめてぴったり腕を体にくっつけて腕を安定させた方がよい。隣の人のためにもこれはやってほしい。
腕を大きく振って双眼鏡上げ下げしてると、結構隣の人の視界を妨げるのでなるべく動きはコンパクトに、静かに、すっとあげてすっと下げよう。肘は横に出さない!腕はふらない。
倍率は8倍が一番おすすめ。6倍もいいよ。10倍以上のものは手ぶれもきついし、暗い画面になるので10倍~にするなら防振双眼鏡にしよう。高いけど価値はある本気で。
ライブとかで会場が明るいなら8倍、暗い劇場だったら6倍の方が綺麗にみえるかな。
以下雑なイメージ図。(レンズの大きさは同じものとする)
アイアシアターの10列目くらいから20mm対物レンズで見てると思って欲しい。
倍率があがると画面は暗くなる。後自分の手ぶれで画像がぶれるのがより気になります。
明るさを補う→レンズを大きくする
手ぶれ防止→防振双眼鏡
対策は以上です。防振双眼鏡は対物レンズの大きさも30mmあるので、明るさと手ぶれの面で最強。値段も最強。
↑これを使うと
こうじゃ。
ただお値段もそれなりにするしアップすぎて他の人とのやりとりをみるのには不便な場合もあるので、10倍にこだわらなければ防振双眼鏡でなくても十分綺麗に見えるよ。
6倍のおすすめはこれ
8倍のおすすめはこれかな。
1年くらい書いた記事に他にお勧めの双眼鏡をいくつか書いているので、こちらも参考にしてみてください。価格変動してますが、直してませんすいません。
本当に舞台上の世界が違ってみえるから、中途半端に良席にお金積むならひとついい双眼鏡もっておくと心に少し余裕ができるかもしれない。
15列目くらいからでも5列目にいるくらいの臨場感はある。(個人の感想です)
よい観劇ライフを。